プリザーブド・フラワー(Preserved Flower)について
プリザーブド・フラワーってどんなもの?
- "プリザーブド"とは英語で"保存された"という意味です。
プリザーブド・フラワーは本物の生花の水分を特殊な保存液に置き換える加工がされたお花で、1990年代にフランスで誕生しました。
どんな特長があるの?
- 生花と変わらない柔らかな質感を持ち続けながら、枯れない・水やりの必要がない
- 生花には無い色(鮮やかなブルーのバラetc)があり、楽しみ・表現の幅が広がる
- などがあげられます。また、プリザーブド・フラワーの出現により、以前にはアートフラワーもしくはアーティフィシャル・フラワー(造花)でしか叶わなかった、ブライダル・ブーケなどの事前の制作が可能になり、挙式後も素敵な想い出の品として、インテリアとして、飾り続けることができるようになりました。
どれくらいもつの?
- 置いておく状況によりますが、高温多湿の時期がある日本で美しさを保てるのは、2~3年から、環境が良ければ10年程になります。
- 湿度や直射日光、エアコンの風etcをなるべく避けて頂くことが、プリザーブド・フラワーにとって良い環境と言えます。
- 額やクリアケースに入っていると周囲の環境に左右されにくく、もちやすくなります。
どんな点に注意して管理すればいい?
- プリザーブド・フラワーは湿気が苦手です。湿度の高い環境に置いておくと染料が染み出てきたり、花びらが透けてくる場合があります。そのような場合は乾燥した場所に移動させたり、乾燥剤を近くに置くなどで改善されることがあります。
(エアコンやドライヤーなどで短時間に極度に乾燥させると、花びらがひび割れてくる場合がありますのでご注意ください)
- 直射日光の当たる場所に置かれますと、色褪せの原因になります。
- 人体には無害ですが、装飾以外の用途には使用されないようお願いいたします。
- ホコリがかかった場合は、ドライヤーの弱冷風などで取り除いてください。
お願い
- プリザーブド・フラワーはもともと生のお花を加工しています。
そのため多少花の大小があったり、加工段階で花びらにわずかに亀裂が生じたり、染料の加減で色の差違が少し生じることがあります。
またそれぞれのPC環境や撮影(照明)の関係で、実際の色合いが微妙に異なる場合があります。何卒ご理解下さいますようお願いいたします。